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大興奮!F1 バーレーンGP 2021=フェルスタッペンとチームの判断 = [スポーツ]

 
2021-03-30 No.5117(So-net 2829+2288) 2020年Blog WebDiary Since 2002



角田裕毅が快挙、日本人初デビュー入賞!PPフェルスタッペン一歩届かず2位
F1バーレーンGP《決勝》結果とダイジェスト F1ニュース【Formula1-Data】

ニュースでごらんのように、角田くんがやりました!

角田くんの事は明日また書きたいと思うので、今日は

フェルスタッペンとチームの判断について書きます。



レッドブルのフェルスタッペンは、ポールポジション(1番)でスタートするも
序盤レース巧者のハミルトンにトップを奪われ、追う展開がレース終盤まで続きます。

しかし、レース後半ハミルトンよりフレッシュなハードタイヤを使って猛プッシュし
53週目でついにフェルスタッペンはハミルトンに迫ったのです。

写真のフェルスタッペンのリアウィングにHONDAの文字が見えません。
これはDRSと言うウィング可変装置で、ウィングが開いて高速走行してるのです。


DRSとは、マシンの走行中にリアウイングの角度を意図的に変更することで空気抵抗を減らし、トップスピードの向上をめざすデバイスのことを指す。DRSは、Drag Reduction Systemの略で直訳すると「ドラッグ抑制システム」。登場初期は可変リアウィングと呼ばれていたが、徐々にDRSの呼称に統一されていった。
DRS とは? F1用語集 Formula1-Data




なお、DRSが使えるのはバーレーンでは3カ所のみです。

ターン1の50m手前、ターン9の10m手前、ターン14の110m手前



53週目のターン1でハミルトンに迫るフェルスタッペン

しかし、ここではまだ抜けません。



ターン1の手前で0.453秒だった差がターン2で0.351 と縮まり



ターン4手前の直線でいよいよフェルスタッペンが

ハミルトンを抜きにかかります!

IMG_8494.JPG

ターン4のコーナー!

もう大興奮です!(笑)



ターン5でついに抜いた!!



表示も入れ替わり



アナウンサーも大興奮の瞬間です!(笑)

ところが!



ターン10を立ち上がったところで

どうしたんだ?!

ハミルトンにコースをあけて順位を落としたフェルスタッペン!

アナウンサーも「えっ?!何があったんだ?」「マシントラブルか!?



残り3周!

ホームストレートでフェルスタッペンはハミルトンを追います。

この時、角田が10位から9位にあげた瞬間でもあったのです。



残りの周回を53周までのスピードで追えば追いつくはずが
フェルスタッペンはむなしく2位に終わったのです。

では、なぜ 53周のターン4で抜いたフェルスタッペンは
ターン10でハミルトンに1位を明け渡したのでしょう?



53周のターン4に話を戻します。

このシーンの後



フェルスタッペンはオーバーランしてコースアウトしてたのです。

この映像は一瞬で、アナウンサーも見落としていたのです。


フェルスタッペンはレース最終盤にハミルトンを追い抜きトップに立ったものの、コース外でのオーバーテイクと見なされ、レースディレクターのマイケル・マシがチームにポジションを戻すよう指示。レッドブル陣営は従わざるを得なかった。
角田裕毅が快挙、日本人初デビュー入賞!フェルスタッペンは一歩届かず2位
F1バーレーンGP《決勝》結果とダイジェスト F1ニュース【Formula1-Data】

しかし、フェルスタッペンはレース中の無線でこう言ってます。


「なぜ僕もあのまま行かせなかったの?」

「簡単に5秒のリードを築くことができたと思う。」

「こんな形で負けるより、全開で走って2位になった方がよっぽど良かった」
惜敗フェルスタッペン、ハミルトンに進路を譲るより
「ペナルティの方がよかった」F1バーレーンGP決勝

しかし、レース後のフェルスタッペンはこうも語ってます。


「(ポジションを譲った後は)ついていくのがかなりキツかった」

「(53周目の)ターン13に入った時、大きなオーバーステアに見舞われた。そこから先はアタックできるようなタイヤの状態ではなかった」

「もちろん僕のタイヤは彼よりも10周、11周ほど若かった。でも今のマシンは1.5秒差以内に近付くとそういったアドバンテージが消えてしまう。風も僕たちには味方しなかった」
“コース外追い抜き”の後ハミルトンにポジション譲った
フェルスタッペン。それ以降仕掛けられなかった理由は

レース後に何を言っても”たられば”なのですが



フェルスタッペンが言うように、チーム指示に従わず

1位でチェッカーを受けてたら、どんなに爽快だったか?!

と、思うのです。(笑)



それにしても、ハミルトンとフェルスタッペンの終盤での壮絶なバトル!

そして、角田の9位入賞と素晴らしいF1開幕戦でした。



F1エミリア・ロマーニャGP/2021年F1世界選手権グランプリ Formula1 Data

次回は4月16日(金)

イタリア・イモラです!

いまから楽しみです!(笑)






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