黒茶屋 = 秋川渓谷の古民家で味わう美味しい懐石料理 = [食べ・飲み]
2021-08-11 No.5211(So-net 2923+2288) 2020年Blog WebDiary Since 2002
秋川渓谷を望む古民家会席料理=黒茶屋(くろちゃや)=:IDEA's Gallery |
秋川の河原や黒茶屋の庭を散策して・・・
8月6日(金) 12:24
いよいよ黒茶屋に入ります。
黒茶屋(くろちゃや)|東京都あきる野市、旬食材を使った炭火焼・山菜料理
汚いような暖簾がかかった引き戸が入り口です。(笑)
黒茶屋 (くろちゃや) - 武蔵五日市-懐石・会席料理 [食べログ] 3.57
出迎えてくれた仲居さんが
最後まで僕のお世話をして下さいました。
靴は脱ぎっぱなしで、仲居さんが片付けてくれます。
最後の支払いは出入り口にあるカウンターでします。
大きな古民家です。
何部屋あるんだろ?
右の暖簾がかかった部屋に通されました。
まずは部屋の様子です。
右の四人がけのテーブルに案内されました。
テーブル、椅子も古民家に合わせたインテリアになってます。
営業しているか確認の電話をした時に、混んでいるので
予約した方が良いと言われて、一人だと伝えて予約しました。
その時に相部屋でいいですか?と聞かれました。これが相部屋?!
この一部屋で3組だけです。もう一組は僕が終わるころ来ました。
この部屋のゆったりした広さが、黒茶屋の良さの一つだと思います。
天井が高いです。
声も響かないので、本当に静かなのです。
自在鉤は使う料理があるのかしら??
そのほかの部屋の外の様子です。
二階があるようです。本当に大きな古民家です。
こういう古い道具は集めてきたんだろうな?
アンティーク家具も価値がありそう。
さあ、前菜が来ました!
若菜 – Wakana【平日限定お昼のランチ】¥4510(税別)
お食事:黒茶屋(くろちゃや)
前菜籠盛り
左端の竹の器から、勾玉豆腐ゼリー
勾玉(まがたま)豆腐と言うのは黒茶屋のオリジナルレシピのようです。
豆腐みぞれあんかけのように、ゼリーがかかってます。
モロヘイヤ、ほうれん草のおひたし
シャキシャキ感が美味しい普通のおひたしです。
百合根栂尾煮
もちもちした食感の百合根でお餅のようなお菓子のようなお料理。
問題は栂尾煮(とがのおに)という名前です。
栂尾煮はさつま芋の砂糖煮の事です。
サツマイモを百合根にしたのです。ところが・・・
枝豆あずま煮
これも、そもそも枝豆よりは鮭、マグロなどの魚を
甘辛く煮たものをあずま煮と言うようです。
丸十レモン煮
枝豆の下にあるサツマイモです。
丸十(まるじゅう)レモン煮の丸十は薩摩藩の家紋です。つまりサツマイモ。
そして、丸十レモン煮は丸十栂尾煮と同じ意味になり、砂糖煮の事です。
つまり、栂尾煮、あずま煮、九十煮の3つは砂糖煮を言い換えただけです。
ちなみに、栂尾煮は京都・栂尾の高山寺で出されていた精進料理です。
あお梅みつ煮
この後で天ぷらにあお梅が出てきます。隣りが青梅だけあって梅かな?
鬼灯ミニトマト南蛮漬け
鬼灯(ほおずき)の中にミニトマトが入ってます。
日本料理には難しい料理名が多いですね。(笑)
汁と向付けが一度に来ました。
汁
冬瓜、豚バラ肉、はなびた茸、にんじん、ワケギ、ゆず胡椒
向付け
うすい豆豆腐、出汁ゼリーかけ
焼き物が来ました!
鮎の塩焼き
塩はあっさりかかってます。
僕はもう少し塩がかかってた方が良かったかな。(笑)
串を抜いて、身を箸で上からぐいぐい押さえて、
頭を持ってねじるように骨を抜いて、丸ごと頂きました。
京都の祇園祭では8cmほどの小さい若あゆの塩焼きを
丸ごと何匹も頂く風景を見ましたが、鮎はやはり夏の風物詩です。
揚げ物
ジャガイモ大葉巻き、あお梅、無花果
あお梅の天ぷら~(笑)
止肴(とめざかな)
地蒟蒻(秋川のコンニャクの意味か?)、分葱(わけぎ)、芥子(けし)酢味噌
ご飯が来ました!
飯
玉蜀黍(とうもろこし)ごはん、玉ねぎの汁
水物
びわゼリー、ブルーベリー、ヨーグルト
甘味
お焼き(店で売ってたものです。)
美味しい食事でした。
満足です。ただ
懐石料理は高くなりますが、もう一つ上を頂きたいです。
例えば、最後の玉ねぎの汁。玉ねぎの味噌汁は好きですが、
懐石料理の最後には頂きたくないかな。(笑)
とにもかくにも、素敵なそれもゆったりした古民家で
美味しい懐石料理を頂けて満足でした。
素敵な秋川の流れと山の風景。
ぜひ一度足を伸ばしてみてください。(笑)
2021-08-11 10:03
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