スターウォーズ・最後のジェダイ(エピソード8) ネタバレ注意 = 興奮と失望と余韻 = [映画・TV・本]
No.4502(So-net 2214+Diary 2288) 2017年Blog WebDiary Since 2002
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スター・ウォーズ 最後のジェダイ(エピソード8)を
見てきました。
ここからはネタバレをふくめて書きますので
見てない方は、ここから先は読まない方がいいです。(笑)
1)レイは誰なんだという疑問は封印したままだった。
そもそも続三部作(新三部作1~3、旧三部作4~6)は
旧三部作から付け足したストーリーなので、どうしても無理がある。
新三部作で終わったと思ったら、ジョージ・ルーカスがディズニーに版権を売って
女性ジェダイのオリジンを描く物語へとスターウォーズは変わったからだ。
だが2015年のフォースの覚醒(エピソード7)を見たときは終わったと思ってた
スターウォーズが再び見れたことにやはり興奮した。
だから、「スター・ウオーズは評論するものではない。」と書いた。
スター・ウオーズは評論するものではない。 2016-01-30
しかし
やはり、昔のスターウォーズではない。
そもそも、レイは誰なんだという疑問が残ったままでは、レイに感情移入出来ないのだ。
ルーク・スカイウォーカーとレイア姫という素晴らしいキャラクターから始まり
ハン・ソロ、ダース・ベイダー、オビワン、C-3PO、R2-D2と魅力あふれる脇役に囲まれていた。
それがハン・ソロは死にルーク、レイアは年老いてしまい
その代わりのレイ、フィン、ポーではとうてい前作を引き継ぐ役者じゃないのだ。
それなのに続三部作の鍵となる、レイは誰なんだという疑問を
旧三部作でルークとレイアの出生を見事に明かしていった手法ではなく、レイの出生を
ほとんど封印したのは、エピソード9に引き継ぐためにしても、失敗だったと思う。
レイの出生の秘密をもう少し明かすべきだったと思うが、それが出来なかったのは
まだエピソード9の脚本が完成してないからだと思うのだ。
ここでレイに関してもう少し続けると、では誰の子供かだ。
やはり一番はルークの子供と言うストーリーは、納得の線だろう。
フォースを操るには、血筋が大事だ。(笑)
となると、カイロ・レンの兄妹というのも考えられたが、今回見るとどうも違うようだ。
またはすごい話で、アミダラとダースベイダーの間にはレイアとルーク以外に
もう一人(一人でも二人でもいいけど)兄妹がいて、その子供がレイという設定だ。
とにかく
レイの出生をもう少し明かしておかないと、興味がどんどん薄れてしまうと思うのだ。
レイについてもうすこし余談を書くと
演じていたデイジー・リドリーだが、最初見てびっくり!
二の腕の太いこと!
しかし、次のシーンでは元に戻ってる。すると次のシーンではまた太ってる!
太って痩せて太って痩せたのか、撮るシーンが前後してるからそう見えたのだろう。
レイはやっぱり太ってちゃまずいよ。
2)2時間半は長すぎる!
映画は1時間半から2時間弱がちょうどいい。と言うのが僕の持論だ。
2時間を越える映画はろくな映画がない。昔は唯一「存在の耐えられない軽さ 」が
長くて、途中で飽きてもこれはこれでいいと思ってた。
存在の耐えられない軽さ (映画) - Wikipedia
しかし、昨今2時間を超える映画が当たり前になってる。
これでいいのか?!
俳句は五七五の17文字で世界を作るのに、なんで映画は2時間も必要なんだ?!
このエピソード8はなんと152分、2時間半を越えてる!
スノークが殺され、カイロ・レンとレイが戦ったシーンで終わらせても
物語は十分エピソード9に引き継げると思ったのだ。これでちょうどいい長さだ。
3)スノークが弱っちすぎた!
書いて思いだした。スノークが弱すぎ!
カイロ・レンはレイにライトセーバーで傷つけられたのに、簡単にスヌークが殺されていいのか?
4)最後の少年に落胆した。
そして最後にまた新しいキャラクターを登場させた。
軸がぶれすぎだ。
これもメインキャラクターのレイ、フィン、ポーではもたいないという証か。
5)それでも十分に面白かった!
いままでエピソード8を散々けなしてきたけど、それでも十分に面白かった。
レイがフォースにどのように覚醒するのかというわくわく感。
もちろん戦闘シーン。
レイとカイロ・レンの戦い。
最後のジェダイはどうなるのか?
そして、塩の砂漠の赤と白の色彩。
僕は3.8 を付ける。
またどこかで見たいと思う。
そして次回は今年6月公開予定の
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーが楽しみなのです!(笑)
ハン・ソロ-スター・ウォーズ・ストーリー - Wikipedia
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