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乃木希典は愚将か? [意見・反省・研究]


No.3501(So-net 01+02=1213 + Web Diary 2288) 2014年Blog

今日の東京は朝のうちから雨の予報だったのに
雨は降ってなくて、いや、いまは霧雨みたいだ。

雨のつもりで今日はどこにも行かない予定で
飲み過ぎてしまって、こんな時間にBlogしてる。

さてタイトルの「乃木希典は愚将か?」だ。

ここ数ヶ月、週末は楽しみのテレビ番組があった。
独眼竜政宗 - NHK
スペシャルドラマ 坂の上の雲
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
ヨルタモリ - フジテレビ

2009113005.JPG

もちろんNHKの「坂の上の雲」は何年も前から見ていて
後から本を取り寄せ読んできた。

司馬遼太郎「坂の上の雲」:IDEA's Gallery:So-net

しかし、どうも気になることがあって、調べてみたのだ。

それは203高地陥落についてだ。
児玉総参謀長が乃木希典大将の指揮に介入した件だ。

しかし前も調べてはいたが、これは司馬遼太郎のフィクションだ。
どう調べても、司馬遼太郎が意図を持って乃木希典を愚将にしたててる。

伊地知第3軍参謀に至ってはバカ扱いに書いているが
史実はどうも違うようなのだ。

教科書にない歴史:IDEA's Gallery:So-net

「武士は死して名を残す」ではないが明治天皇没後の殉死で
乃木神社まで出来て軍神に祭り上げられてしまった乃木希典。

203高地陥落。
水師営の会見におけるステッセリの処遇。
乃木の西南の役での軍旗紛失のトラウマ。
明治天皇没後の殉死。
漢詩人として一流であること。

これらが渾然となって今の乃木希典になってると思うのだが

では、司馬遼太郎が書いた「旅順要塞を陥落させた」
児玉源太郎はいまどうしているのだろう?と思ったのです。

司馬遼太郎は乃木希典を愚将として書いている。

これは昭和の軍国主義へのアンチテーゼだと思うのだが
それでは児玉源太郎はいまどうしているのだろう?

東京乃木坂 乃木神社

東京の乃木神社はそれは立派だ。
東京ばかりか乃木神社は各地にある。

なのに、児玉源太郎には神社もないのか?

児玉源太郎は、日露戦争開戦前には台湾総督のまま内務大臣を務めていたが、
大山巌参謀総長から請われ、降格人事りながら日露戦争を勝利に導いた。

驚くべきは児玉ケーブルと言われる、海底ケーブルを日本周辺に張り巡らし
大本営と電信通信が可能となった事だ。

また児玉は日清戦争後に後藤新平を台湾総督府民政局長している事だ。
後藤新平は関東大震災後の帝都復興計画を立案し、いまの環七などの
東京の都市計画を立案した人物なのだ。

それだけ知力のあった児玉源太郎。

「坂の上の雲」雑感:IDEA's Gallery:So-net

いやしかし、児玉神社があったのだ!
山口県周南市と、なんと江ノ島にあったのだ。

僕は10年前、江ノ島の海上亭に泊まったことがある。
[ 977] The deep mountain 記入日時 19 July, 2005

なのに児玉神社など、まったく気がつかなかったのだ。


 写真を見ても全く分からない。
 児玉神社はどうなっているのだろう?

 乃木希典は愚将か?
 これは今もって分からないが、
 児玉源太郎はなぜもっと歴史の光が当たらなかったのか?
 これは児玉神社を見に行かなくてはならない!

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コメント 2

song4u

乃木大将が愚将なんて、そんなイメージはぼくには無いです。
ひょっとしたら、司馬遼太郎を読んでいないからかもしれませんね。
良かったなあ、読んでなくて。
読んでないことが功を奏すこともあるんですね。
・・・って、何でやねん!!(笑)
by song4u (2015-03-08 20:55) 

いであ

とおっしゃるには、テレビの坂の上の雲もご覧になってないのですね?
もったいない!
あんな素晴らしいドラマを。
お金のかけ方が他のドラマとは桁が違います。
しかしそこでの乃木希典は愚将そのものです。
誤解する人が多いだろうと想像します。
そう思ってBlogにしました。(笑)

by いであ (2015-03-09 06:56) 

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