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「クララ・シューマン 愛の協奏曲」 [映画・TV・本]

  
平成23年5月31日(火)月歴4月29日 2010年日記
  
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日曜日は雨のおかげてゆっくり。ビール&ランチ、昼寝してビデオ鑑賞。
今年は震災でビデオで映画を見る事もずいぶん減りました。

クララ・シューマン 愛の協奏曲」(映画公式サイト)
クララ・シューマン 愛の協奏曲」(Amazon DVD)

ずいぶん前に録画してたものですが、やっと見ました。
映画は常に僕の教科書です。

クララ・シューマンの事を初めて知りました。そしてシューマン、ブラームスも。
19世紀初頭は、素晴らしい音楽家が多数輩出したのですね。
ベートーベン、メンデルスゾーン、ショパン、リスト。名前が出てきます。

さて、「クララ・シューマン 愛の協奏曲」は少し特殊な映画のようです。
ブラームスの末裔の女流監督が「マーサの幸せのレシピ」で主演した
マルティナ・ゲディックを起用して描きますが、何か物足りないのです。

シューマンとクララ、ブラームスの関係は、計り知れない奥深いものが
あると想像されるのですが、この映画では描き切れてない気がします。

しかし、僕にクララ・シューマン、そして19世紀の素晴らしい音楽家たちを
知らしめました。シューマンの壮絶な人生、クララの才能、そしてブラームス。

もっと僕が音楽を知っていたら…と悔やまれます。
冒頭からコンサートホールでのシーンですが、何の曲か分からない。(笑)
そしてブラームスがシューマンに楽譜を見せますが、見せた瞬間に
その曲の素晴らしさを見抜きます。初見で分かってしまう。すごい!

そればかりではありません。ここに登場する音楽家はすべて初見で
素晴らしい演奏を始めます。そんな事ってあるのですか?
オーケストラの団員も、シューマンの譜面を見た瞬間に演奏を始めます。
そんなつまらない事に感心してしまいました。(笑)

さて、このクララ・シューマンを描いた映画は、過去にもありました。

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哀愁のトロイメライ ~クララ・シューマン物語」(Amazon DVD)
クララ・シューマンを絶頂期のナスターシャ・キンスキーが演じます。

51vibbO2X1L[1].jpg
愛の調べ」(Amazon DVD)
1947年の作品でクララをキャサリン・ヘップバーンが演じてます。
3本の中で、この作品が一番史実に忠実で、映画として良さそうです。
いつか見てみたい映画です。
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コメント 2

paula

再来年の演奏会はシューマンを弾きます。

私のシューマンとの本格的な出会いは中学の時でしたが、あまりの難解で難しいのに印象最悪でした。
「ウィーンの謝肉祭騒ぎ」という曲。

それからもシューマンには泣かされましたので、
シューマン=好きだけどムズいからやめよっと。
なんですが、再来年は弾きます(笑)
聴くのは好きです。
特にピアノ協奏曲は大好き。

クララ、ブラームスを含め、私も勉強し直します。
良い日記を有難うございました。
by paula (2011-05-31 08:20) 

いであ

この映画はクラシックファンには良い映画だと思います。
ただ、クララとブラームスの関係は、シューマンの死後にあると思います。
そこが描き切れてないと思うのです。

そしてクララは初期の頃には作曲をしています。
その曲をブラームスが弾くシーンがあります。

ググるとクララが作曲した作品は素晴らしいとあります。
そして、映画ではシューマンに変わってオケを指揮するシーンがあります。
素晴らしい才能の持ち主だった事が分かります。

それだけに、シューマンの死後のブラームスの関係を見てみたい。

シューマンの音楽、ブラームスの音楽を知っている方には、知らない僕らより
もっともっと意味深い映画なんだと思いました。

paulaさんのシューマン。お聞きする事が出来るといいです。
楽しみにしています。

by いであ (2011-06-01 06:37) 

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