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余命宣告 [意見・反省・研究]

  
平成25年2月24日(日)月歴1月15日 2012年Blog
  
「余命宣告」こんな話は自分の事ではない。そう思いますか?
昨日ブログを書き終わってからずっとこの事を考えていました。

医者に「あなたの余命は残り1年です。」その日がくる確率は
低いかも知れません。しかし例えば僕らはいま地震がきても
確実に守れるように、家具にストッパーをつけ、滑り止めをして
対策をしています。

しかし100年に一度の地震よりも、僕らが余命宣告を受ける
確率が高いかも知れないのに、何も考えないのでしょうか?

いま余命宣告を受けたらどうするか、話し合いをすべきです。
そこで、僕も昨日いろいろ考えました。

ところで、今まで僕はことあるごとにリタイアして放浪の旅に
出ると言い続けてきました。


日記[ 2175] いざ放浪の旅へ!
放浪への第一歩(Blog)

ところが!驚いたことに、どうも違うのです。

いま余命宣告を受けたらと思うと、放浪の旅はどうでもいい。
そう思ってしまったのです。

放浪の旅は未来がある。帰る日本がある。そう感じたのです。
未来のない身が放浪しても、むなしいだけだと感じたのです。

では余命宣告を受けたら何をしたいだろうとずっと考えました。

まず、すぐに退院する。抗ガン治療はしない!
余命半年が2、3年伸びるよりも、それより残り半年を生きる!

これは間違いない。では、その半年で何をするか考えました。

0494.jpg

答えはこれでした。もう一度バンド仲間と一緒に演奏したい!
なんでそんな思いになったのか、最初は不思議でした。

0516.jpg

その思いのもとになったのは、この写真です。
これはもちろん、ウェイン&チェルシーの結婚式のものです。

0518.jpg

なんと楽しそうな風景なのでしょう。この思い出をたずさえて
旅立てたら、どんなにか幸せなんだろう。そう思ったのです。

もちろんいま僕は元気で、余命宣告を憂うことはありません。
しかし「常に準備を怠るな」だと思うのです。

皆さんはもし余命宣告を受けたらどうされますか?
この事を考えることは無駄にならないと思うのです。


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コメント 4

paula

この事について思いを巡らせた事は何度か有ります。
出てくるのは音楽と旅。
そのときの身体がどの程度なのかによるし想像できません。
ピアノが弾ける状態であれば今と同じように弾き、片っ端から好きな音楽を聴き、可能で有れば家族と旅行に行きたい。
みのもんたさんの奥様が亡くなる前に、どうしてもNYに行きたいと言われご夫婦でいかれましたね。NYで奥さまは急変されました。
私も行きたいところが何ヵ所か有ります。
そこに主人と行きたいです。
元気であれば「一人で行きたい旅」
でもこの場合は家族と。そして音楽を聴き続ける。
今はそう思います。

by paula (2013-02-24 09:47) 

song4u

余命宣告。
27年前に亡くなったおふくろには、余命宣告しないままでした。
言うべきか、言わざるべきか・・・?
随分悩みましたが、結局、言えなかったというのが正直な所です。

余命宣告。
分かり易く言えば、死ぬための準備をしなさい、ということです。
27年前にも考えました、これって正しいことなんだろうか?・・・と。
大上段に構えれば、人は死ぬために生まれて来たのか?
・・・ということにも通ずるような気がします。
だけどぼくは、死ぬために生まれて来たとは思いたくありません。
27年前もそうでしたし、今もその気持ちは変わっていません。

難しいです。
ぼくのような中途半端な人間には、特に難しいです。
でも、少なくともぼくには、死ぬために準備することの意味が分かりません。
更に言えば、準備がすべて終わってしまったら、その後はどうするのだろう?

すみません、
アタマの中を整理しないまま書いているので支離滅裂ですね。
出直したほうが良さそうです。^^;
by song4u (2013-02-24 19:52) 

いであ

paulaさん、さっそくコメント頂きありがとうございます。
余命宣告は、誰も受けたくないです。
しかし一度は家族と話し合いをして、意見を述べ合うべき問題だと思います。
paulaさんはやはり音楽と旅行ですね。
音楽はそういう意味でも素晴らしいと思います。
paulaさんなら指が動くまでピアノを弾き、僕なら声が出るまで歌います。
そうする事により、死への恐怖が和らぐような気がします。
そして、その演奏を皆さんに聴いてもらう事で「いい人生だった」を思い出を抱いて
死んでいけるような気がします。
そう思うだけで、覚悟が出来る気がします。
実際僕は昨日あのように書いてから、心が落ち着きました。
もういつでも余命宣告を受けても、じたばたする事なく過ごせる気がするのです。
(実際は分かりませんけどね。(笑))
それにつけても、日々の練習ですね。
日々練習してないと、間に合いません。
余命宣告受けてから練習なんて出来ないです。
やはり日々の練習ですね。がんばります!(笑)

by いであ (2013-02-25 07:31) 

いであ

song4uさん、いつもコメント感謝します!
余命宣告は時代によって変わってきたと思います。
昔は告知をしない事の方が多かった気がしますが、今は告知する方が多いようです。
そして、告知をしないで何の知識もなく、抗ガン剤治療など今は出来ないです。
ガンの知識が広く知れ渡ったので、告知が原則なんだと思います。
そこで、若い人を含め、この余命宣告について家族で話し合うべきです。
延命治療や、葬式の事なども話し合いしないといけません。
song4uさんはすでに話あってますか?
延命治療はされますか?葬式はどうされますか?
またお聞かせ下さい。

by いであ (2013-02-25 07:37) 

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