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私やっぱり死ぬのが怖いです… [事件・事故・事柄]

  
平成25年2月23日(土)月歴1月14日 2012年Blog
  
今日これから書くことは重い話です。

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(影ちゃん撮影:僕ときーさん)

先日のスキーでの事、ランチに入った山小屋での出来事。
このようにバカしてる最中に影ちゃんの携帯が鳴りました。

外で話しに出た影ちゃんがなかなか戻りません。やっと
戻ってきた彼は「パートさんが脳梗塞で倒れたらしい」と。

その後も何度も携帯して、やっと分かった事は工場で働く
60才のパートさんの家族が、朝起きてトイレで倒れている
彼女を発見して救急で入院したのです。脳梗塞です。

影ちゃんが何度も電話して、いま安定してるので急に戻る
必要はないという事で、この話はこのままになりました。

ところで話は当社のことになり、今週の水曜日の事です。
僕の携帯が鳴りました。当社のパートさんです。

「今日先ほど日赤に行ってきたのですが、胃にガンがあり
入院して検査が必要なので、会社を辞めさせてください。」

急にそんな事を言ってきたのです。2月20日の事です。
この日、日赤から電話で「ガンだ」と言われたそうなのです。

もちろん退社の件をお話して、彼女との電話を切りました。

その後、彼女を紹介してくれた当社に勤めるパートさんと
話をしました。彼女は自分の事のように憔悴しきっています。

そして、その友人から昨日電話があったのです。

去年の末ごろから下腹部が張るようになって、今年の始め
どうも食べれなくなって病院行ったら、今月の初め再検査。

そして今週診断入院して、その結果胃ガンが他に転移して
手術出来ないと言われたそうなのです。末期ガンです。

彼女はまだ44才。子供さんは成人した男の子がいます。
僕はすぐ影ちゃんのパートさんを思い出しメールしました。

今お見舞いに行ってきた所なんですよ。
はっきり言って絶望的です。
髪の毛は剃られ目はほとんど開けられず、自発呼吸も
出来てないみたいです。
全く面影がありません。
やっぱり健康が1番です。
血圧の薬を辞めちゃったみたいなんですよね。
ちゃんと言う事聞いてればこんなにならなかったのに、
と思うと悔やまれて仕方ありません。
人生は一度きり。健康第一で悔いのないように生きましょう!

なんと言うことでしょう。スキー場では容態は安定してる。
そう聞いていたので、この返事に驚き言葉がありません。

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僕は「ブラックジャックによろしく」(Blog)を読み終わり
末期ガン患者の話、その医療現場を知ったばかりでした。

ブラックジャックによろしく(iTunes)
ブラックジャックによろしく(Android)
ブラックジャックによろしく(on Web)

僕のパートさんで言えば、これから一年、半年かも知れません。
壮絶な死への戦いが始まります。
今朝はきれいな朝日でした。しかし彼女に夜明けはないのです。

先に電話がきた友人にセカンド・オピニオン、未承認薬治療など
生きる力で10年だって生きられると「ブラックジャック」よろしく
彼女を勇気づけて電話を切りました。しかし…

「私 やっぱり死ぬのが怖いです…」
彼女のことを思うと暗澹たる思いです。

そして、死の問題はその人の年齢によってとらえ方が違います。

僕はもういい。十分に生きたと思っています。
雪道で転んで頭を打って。もし死んでも、
人に迷惑がかかると思いますが、仕方ない。

人に迷惑をかけない人生なんてないのです。
そう開きなおらないと生きていけないのです。

このBlogを僕はどう結論書いていいか分かりません。
僕はこれから彼女を最期まで見舞いたいと思います。


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