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爆発直前!? 赤い巨星・ベテルギウス [ニュース]

  
平成23年7月3日(日)月歴6月3日 2010年日記
  
ツール初日!大変な事になりましたね。
これでコンタドールがどこまで追い上げるか?!
これからの3週間が本当に楽しみになりました。So-net Blog

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さて今日はスポーツ話題ではなく、NHKの番組です。
昨日からサッカー、全英テニスなどビデオを見てましたが、
NHK BS「コズミック・フロント」が興味深い放送でした。

なんとオリオン座のベテルギウスが大爆発をするというのです。
それも、明日かも知れないのです。ご存じでしたか?

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いまの科学者はすごいです。情報を共通し新しい事を解明します。
ドイツ在住の日本人科学者はベテルギウスの変光の原理を明かし、
フランス人科学者はチリに天文台の観察で、詳細な実態を明かします。

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ベテルギウスは640光年先の、宇宙では本当に地球に近い星。
死を迎える年老いた星は赤く大きくなり、大爆発を起こすのです。

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星が大爆発を起こすとガンマ線が地球に降り注ぎ、
生物体系に甚大な被害が及ぶのです。

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ところが、安心して下さい。科学者はすごいです!
大爆発でガンマ線が放出するのは、回転軸方向だと探しだし、
回転軸を求めたところ、地球と20℃ずれてる事を発見したのです。

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星の一生は、宇宙空間でガスが集合して中心が重くなり、
熱を発して水素の核融合が始まり、星が輝き始めます。

水素がなくなると、水素の核融合で出来たヘリウムが核融合を初め
ヘリウムがなくなると、ヘリウムから出来た鉄など物質が集まり重く
巨大になり、赤い星になります。これが今のベテルギウスです。

そして、ついには超新星爆発を起こすのです。
爆発を起こした核融合で生まれた物質を宇宙に放ちます。

これが地球なのです。地球の物質は恒星の爆発から生まれたもの。
つまり、大地も水も地球上の生物全てが、星から生まれたのです。

超新星爆発の後は、宇宙に散らばったガスがまた集合して、
新たな星(恒星)の誕生になるのです。

さて、ベテルギウスですが、仮に爆発をするとどうなるか?
これまた科学者は偉い!ちゃんとシミュレーションしています。

大爆発の3時間後には、このように月よりも大きく明るく輝きます。

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どうですか!? 全世界でこのように肉眼で観測出来るのです。

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このように日中でも、大きく明るく輝いて見えるそうなのです!

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大爆発から4年後。ついにベテルギウスは姿を消します。
つまり、大爆発から4年間も天体ショーを満喫出来るのです。

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その世紀の天体観測ショーをいち早く見つけようと、世界の天文学者が
血眼になっています。その中でも日本は大きな役割を担っています。

大爆発を起こす1時間ほど前、なんとニュートリノという物質が出るのです。

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スーパーカミオカンデ
あの小柴さんは作ったカミオカンデの後継ニュートリノ検出装置!(日記1657)
これが世界で一番最初にベテルギウスの大爆発を観測するのです!

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ベテルギウスの大爆発は100年後かも知れません。
いや、明日かも知れないのです!(笑)







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