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藤井七段棋聖戦最年少タイトル = 歴史的瞬間を共有する!= [勉強・遊び]

 
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いささか旧聞になるのですが

この話題を備忘録として書き留めたいと思います。



7月16日(木) 14:10

棋聖戦第4局はこの日9時から始まってますが
僕がゆっくり見始めたのはこの頃からです。

画面にも見えますが、AbemaTVのAIは渡辺棋聖が
53%で若干のリードですが、TVでは互角と解説してる段階です。



17:56

自分の部屋でAbemaTVを見てましたが
夕飯の時間になったので、タブレットを見ながらの夕飯です。

この時点、藤井くんが70手目8八歩と打ったあたりでも
AbemaTVのAIは55%で渡辺棋聖リードとしてます。

ところが!



18:20

夕飯中にどんどん戦況が変わっていき

慌てて部屋に戻り、大画面で観戦に戻ったのです。



そこで藤井くんがいかに逆転し
棋聖戦第4局に勝利し、棋聖戦タイトルを獲得したのか?!

見ていきたいと思います。

ところで、解説に花を添える聞き手の女流棋士!
美人さんだと思いません?(笑)



ねっ!

美人さんでしょ?!(笑)

室谷由紀さん!

さっそくインスタをフォローしました!(笑)



藤井くんの棋聖戦最年少タイトルという大事なテーマなのに
横道にそれました。すいません。(笑)

さて、画面は中盤戦の藤井くんの62手目4六歩とついたところです。
僕はこの左右挟撃に出たこの手がそもそも素晴らしいと思うのです。



続いて、藤井くん66手目2六金が素晴らしい!

遡って藤井くん60手目は8六桂と桂がはねたのですが
9七角にただで取られてしまいます。

桂がただで取られるならと、金を2六にあげて今度は
飛車にただで差し上げる手を打ったのです。

桂も金も取られるような手を差しますか?
素人の僕はびっくりします!(笑)



ところが、67手目渡辺棋聖は金を取らずに桂を取ります。
なぜか?

金を取ると藤井くんが3四桂で飛・銀の両取りを打てるから
渡辺棋聖は金を取れなかったのです。



続いて、藤井くんの68手目3六金と金は中央に迫ります。

手を戻します。



この金は60手あたりでは渡辺棋聖の質駒だったのです。

質駒とはいつでも取られてしまう駒です。



それがこうして渡辺棋聖の銀に迫り、質駒どころか
王を睨む位置まで出てきたのです。

この段階ではAbemaTVのAIはまだ渡辺棋聖優位と
表示してたのですが、この藤井くんの左右からの挟撃作戦が
徐々に中盤を制していくのです。



ここからは、AbemaTVのAIのパーセントを見てください。

手は進んで藤井くん76手目8九歩成の場面です。
たぶん夕方の6時過ぎだったと思います。

夕飯食べれてる最中です。(笑)



79手目の渡辺棋聖7三角成の場面です。

この時初めてAIが藤井くんの逆転を表示したのです!



そしていよいよ、翌日のワイドショーなどでも話題になった
藤井くん80手目3八銀打に対し、渡辺棋聖が5九飛と逃げたところです。

AIの数値がぐっと藤井くん優位に傾きました。



そして問題の藤井くん82手目8六桂打です。



渡辺棋聖の王は逃げ場を失ってしまいました。

これに対して、タイトルを失った渡辺明二冠が
翌日にすぐさまブログを更新して、このように書いてます。


▲59飛に誰でも浮かぶ△47桂は▲同金△同金▲78玉でむしろ先手が良くなるため「どういう狙いなんだろうか」と思っていましたが、△86桂は気が付きませんでした。意味としては▲78玉を防いでから△47桂ということなんですが△82飛が当たりになっているので、ただ縛るだけの△86桂は見えにくい手です。
番勝負をやると、手付き、仕草、息遣いなどで相手が形勢をどう判断しているか、なんとなく分かるようになりますが、自信ありという感じで△86桂を指されて、そこでこっちも手が止まったので、この将棋は負けたなと覚悟しました。
棋聖戦第4局。 - 渡辺明ブログ

やはり、この8六桂が勝負の分かれ目だったようです。



そしていよいよ最終盤です。

戦況が悪化してる渡辺棋聖は猛攻を仕掛けます。

99手目渡辺棋聖6四桂と飛車取りを打ちます。

ところが!



藤井くんすごい!
飛車取りに構わず4六桂と攻めたのです!

ここが藤井くんすごいところです。
飛車が取られても、詰みはないと読み切ったのです!



藤井くんの玉はひとりぼっち!



取られた飛車で王手をかけられます!



ところが、この歩だけで王手を防ぎます。
ここを歩で受けたのも素晴らしいのです。

藤井くんの持ち駒が残り金と桂だけです。



110手目藤井くん4一桂。
これで渡辺棋聖は万事休すです。

見てください。藤井くんの持ち駒は金1枚。
この金がないと渡辺棋聖は投了しなかったのです。

つまり、この金1枚あるために渡辺棋聖の王は詰みなのです。



つまり、藤井くん100手目の4六桂は

最終盤に強い藤井くんならではの手だと、感嘆するのです。



歓喜の瞬間です!

テレビでは速報が流れ、日本中が沸き返った瞬間です!(笑)



すごい天才が現れました。

これからも藤井くんの将棋を見れるかと思うと
嬉しい限りなのです!(笑)







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