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燈明堂 = 松陰の見た海 = [写真・動画]

 
2019-10-09 No.5014(So-net 2726+2288) 2018年Blog WebDiary Since 2002

どれだけ燈明堂に通ったかしら



シークレットビーチ 燈明堂海岸:IDEA's Gallery 2015-09-08

はじめは4年前のいまごろだ。

この頃はもちろんドローンもなく
ただ海岸線を赤い線の軌跡で埋めるのが目的だった。



鴨鶴で釜飯を堪能する:IDEA's Gallery 2015-09-11

もちろん、うまい飯を見つけるのはいまと変わらない。(笑)



どの人間の生にも春夏秋冬がある。吉田松陰:IDEA's Gallery

しかし今年になって「世に棲む日日」を読んで


 事実、この翌日、象山の予言が的中した。四隻のうちの一隻が、急に江戸にある内海へむかって突進しはじめた。象山はおどろき、
 「素破(すわ)」
 と、これほどの男が三度叫び、江戸で松代藩の防戦準備をするため、いそぎ帰府した。
 その、一隻が内海へ進入したという日、松陰は朝早く起き、西浦賀をへて正午平根山(横須賀市久里浜の北角)にのぼった。黒船を見るためであった。平根山には、幕府がつくった燈明台(燈台)があった。この登台には、象山とその門生たちも一緒だった。
 天は晴れている。
 松陰は、象山からかりた望遠鏡をもって洋上を見た。
 見えた。
 黒船が、一線上にうかんでいる。
司馬遼太郎「世に棲む日日」文庫第一巻 p260

燈明堂から望遠鏡で眺める吉田松陰が目に焼き付いた。



これが松陰が見た風景だろうか



10月6日(日) 9:36

電車とバスを乗り継いで、久しぶりに来た。



それにしても曇天だ。

ここ一ヶ月週末たびに天気が悪い。



写真にはイマイチの天気だ。



この日はSAPよりもカヌーの人が多かった。



すると!

燈明堂に台風15号の被害が出ていた。

見づらいが、塔のガラスが割れている。



松の木もご覧のように倒木になり

岸沿いに向こうは渡れない。



幸い、西側は被害がなかった。

今週末の台風19号は15号より強いという。
どうなってしまうのだろ



おやっ?!



久しぶりに来たら、護岸工事ができあがっていた。



岸が荒波で荒れ果てるよりは良いのだが

あまり人の手が入るのも、どうかと思ってしまう。



千代ヶ崎はどうなっているか?



千代ヶ崎までは行かなかったが、

遠見で見る限り変わりはなくて一安心。



番屋も変わりはない。

いや、台風15号でよりボロになったかも知れない。



じつはこの日、風は強くて

浜に腰をすえようと思ったがあきらめた。



10:01

戻って護岸堤防の下に陣取った。

思った通り、ここには風がない。



11:10

1時間ばかりボーッとしてた。

強風でドローンをするか迷ってたのだ。



ところが、雲間から陽がさしたので

あわててMavic Pro を飛ばしたのだ。



やっぱりまた曇ってきた。



予報ではお昼に晴れ間があるようだったんだけれど



写真はコントラストが強い晴れよりも

曇りの方が良い場合があるのだけれど



海と空は

ドローンの撮影はやっぱり晴れの方がいい。



松陰も竜馬も

坂本竜馬も燈明堂からペリー船を見たという行がどこかにあった。



じつは、ドローンを

この1本(バッテリー1本)でやめてしまった。



いままで何度も燈明堂で飛ばしていて

この家がここまで窓が開いてる事はなかったのだ。



見える?
僕の上に人がいる。

殺気(うそ笑)を感じて振りかえり会釈した。
すると快く会釈を返してくれた。

僕はころあいを見てドローンをしまった。



表札には「かつ庵」と出ている。

横須賀にかつ庵という店があり、そのオーナーなのだと思っている。



やはり海は晴れてる方がいい。

明日は帰りの店の話です。(笑)







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