大関昇進 貴景勝 口上「武士道精神を重んじ」について [意見・反省・研究]
2019-03-30 No.4855(So-net 2567+2288) 2018年Blog WebDiary Since 2002
抗ガン剤治療の翌日です。
便秘、下痢、しゃっくりの3重苦です。
いや、大したことないです。(笑)
でも、今日は一日外に出ないでじっとしてます。
こういう時の楽しみはブログを書くこと。(笑)
僕のブログは備忘録であり、考えをまとめる場です。
大関昇進 貴景勝 口上は「武士道精神重んじ」 NHKニュース |
貴景勝の大阪場所は僕もできるだけ見るようにしていました。
大相撲はほとんど見ないのですが、貴景勝だけはチャンネルを合わせます。
そして大関昇進の向上は僕も楽しみにしていたのですが
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この言葉にはっとしました。
もちろん、貴景勝自身の言葉だったとは思うのですが
元貴乃花親方の教えだったに違いないと思ったからです。
では、「武士道精神」とはなんでしょう?
貴景勝の言葉を聞いて、僕もまた勉強しなおしました。
僕が始めに武士道について学んだのは新渡戸稲造なのですが
[ 1975] 武士道 と サッカー 2010年02月16日(火) |
新渡戸稲造の「武士道」は僕には分かりづらかったです。
そもそもキリスト教徒の新渡戸稲造が海外の人のために書いた本で
日本人が武士道が何かを学ぶには適してないと思います。
その次に「武士道」にふれたのが次の2冊です。
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この藤原正彦「国家の品格」の第5章が心に残り
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このとき僕はその少年を注意をするという行動に出たのですが
この日の事は一生忘れられない出来事になりました。
いま生きる武士道―その精神と歴史 (NHKテキスト) 2015-11-20 |
そしてその後
この本と出会い「武士道」とは何かがはっきり分かったのです。
この本こそ「武士道」について知りたい方はぜひ読んで欲しいです。
武士道と言うと僕らが頭に浮かぶ言葉
「武士道とは死ぬことと見つけたり」
これがいかに誤った認識であるかが分かります。
そして
最近読み終えたのが、この本です。
幕末の四人の賢候をつづった話です。
どの話も面白いのですがその中でも
佐賀藩鍋島閑叟(かんそう)の逸話
佐賀藩に古くから伝わる「葉隠聞書」を
「葉隠もあてにならぬ」「葉隠の固へい頭」と馬鹿にするのです。
「武士道とは死ぬことと見つけたり」で知られる「葉隠」は
「武士道」を佐賀藩が広めたとも言って過言でないのに、です。
大関昇進 貴景勝 口上は「武士道精神重んじ」 NHKニュース |
さて、貴景勝の口上「武士道精神を重んじ」です。
彼は子供の頃から秀才だったので「武士道」について多く学んでいると思います。
しかし僕は元貴乃花親方の教えがあったに違いないと思うと同時に
モンゴル力士への苦言のような気がするのです。
「相撲道」は「武士道」に通じています。
そして、僕は人に「武士道とはなんですか?」と聞かれたら
一口に武士道と言っても「忠、義、勇、誠心、証拠、礼、女性」など
その教えはさまざまなのですが、それでも
「卑怯なことをやってはいけない」
「いまはこの一言だと思います。」と伝えたいのです。
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