ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男 = テニス好きな人はぜひ見て欲しい!= [映画・TV・本]
No.4738(So-net 2450+Diary 2288) 2017年Blog WebDiary Since 2002
9月2日(日) 9:08 有楽町日比谷
雨の日曜日
TOHOシネマズ日比谷にやってきました。
最近、品川に続いて
シネマコンプレックスの映画館に来てます。
TOHOシネマズ日比谷も初めてきましたが
眺めはいいし、施設も新しくて充実してます。
なんと、13スクリーンもあるのです!
1つのスクリーンが100から200席と小さいのですが
映画鑑賞には十分な大きさですし
座席はゆったりして、スクリーンまですり鉢状に作られて
前の人の頭が邪魔することがないのです!
見てきた映画は「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」(原題:Borg McEnroe)
1980年のウィンブルドン決勝、ビョルン・ボルグとジョン・マッケンローの物語です。
ボルグ、マッケンローともテニスを始めたころから、
苦悩するジュニア時代などを織り交ぜて、ウィンブルドン決勝までを描いていきます。
映画『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』公式サイト
ボルグを演じるスベリル・グドナソンは無名の俳優かな
それでも、よくボルグを演じています。
正面の顔はさほどでもないけど、横顔を見ると似てる!
マッケンロー演じるシャイア・ラブーフは有名な俳優で
「トランスフォーマー」で主役を「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカル」で
インディ・ジョーンズの相手役を演じるほどの個性派俳優です。
とにかくシャイア・ラブーフの仕草がマッケンローにそっくりです!
よくぞ役作りをしたと喝采します!
審判に悪態つくマッケンローには笑ってしまうほどなのです!(笑)
この映画の見所は、僕らの知らなかったボルグとマッケンローの苦悩や
ボルグのウィンブルドン5連覇へ重圧からくる葛藤などの細かい描写も
素晴らしいのですが
やはり、1980年のテニスのシーンをよく作り上げたものだという事です。
監督、スタッフそれぞれ素晴らしいのですが、やはり俳優の努力です。
グドナソンは撮影5カ月前からトレーニングを始め、テニスは1日2時間
基礎トレーニングは週に4時間行ったようですが、見事なテニスシーンです。
シャイア・ラブーフもサウスポーのマッケンローを見事に演じて
サーブに入る仕草、ストローク、そしてボレーなんか見事にマッケンローなのです!
そして、テニスプレーもさることながら
ウィンブルドンのコートや観客などまさに1980年のウィンブルドンのようなのです!
と言うことで
テニスをやってるひと、やってない人
すべてのテニス好きな人はぜひ見て欲しい映画です!
いや~懐かしい!
それに二人ともカッコイイ!(笑)
そして
これがウィンブルドンの実際の映像です。
じつは、映画を見る前は
この試合をリアルタイムで見ていたと思ってたのです。
ところが映画を見終わってから、どうも怪しくなってきた。
何か記憶にほころびが出てきたのです。
記憶っていい加減で、実際は見ているのに
「ここは来たことないのにどこか記憶にある!デジャブだ!」とか
逆に、本当は見ていないのにその後の経験を過去に織り交ぜて
見ているかのようなに思い違いして事がよくあるのです。
僕はボルグを見てから、久我山の高速道路の下で
ボルグのように壁打ちばかりしてそれまでコートに立つことなく
実際にコートでテニスしたのは、この1990年より1年ほど前からなのです。
では、1980年はどうしてたか?
記録魔の僕でもどう探しても、このウィンブルドン決勝をリアルタイムで見たのか
どうも分からないのです。
もちろんその後、ビデオで見ています。
その記憶とごちゃ混ぜになっているのかも知れません。
そんな事を思いながら、居酒屋で映画の余韻にひたったのです。
ぜひテニスをやってるひと、やってない人も
すべてのテニス好きな人に見て欲しい映画です!(笑)
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