SSブログ

奥会津 只見川の旅 その6 = 三島町で都会と過疎の町を考える = [勉強・遊び]

 
No.4724(So-net 2436+Diary 2288) 2017年Blog WebDiary Since 2002


img131_1.jpg
只見川の川霧と只見線 『JTB 感動の瞬間』 日本の絶景100選

この風景に魅せられて、ついに来ました!

そしてこの橋は



只見線の「第一只見川橋梁」だったのです。

それも



この「道の駅 尾瀬街道みしま宿」の近くに

「第一只見川橋梁」を見下ろすビューポイントがあるらしいのです。



8月11日(土) 16:31

「道の駅 尾瀬街道みしま宿」にやっとトウチャコー!



これは「第一只見川橋梁」ではありません。

道の駅の駐車場から眺められる「只見川歲時記橋」という
名もない道にかかる橋です。



「第一只見川橋梁」を見下ろすビューポイントを探します。

道の駅に案内看板があり、その通りに戻るように歩いていくと



ビューポイントの案内看板!



3つビューポイントがあるようです。



ここだ!

道の駅から3分くらい。

朝霧の撮影には暗い中を歩くので、足場が心配でしたが
まったく何の心配もいりません。



これが「第一只見川橋梁」です!

川霧に覆われた鉄橋をどれだけ夢見てきたでしょ。



あの同じ風景がこうして目の前にあります。
あまりにあっけなく、この風景に出合えてちょっと拍子抜け。

16:37

しかし夕方にはどうも霧が出そうにありません。
明日の早朝また来ることにして、ここを離れます。



立派な道の駅です。

僕はここに今回と
明日の3時半、4時半、5時半、7時半と5回も来ました。(笑)



土産物は明日見ればいいかと、この時は買わなかったのですが

翌日は7時半に来て、その時は開店前でここで何も買えませんでした。



16:50

いよいよ宿に向かいます。



16:51 トウチャコー

12時間半かかった~

奥会津のんびり館|HOME



宿の周囲。

山側に国道252号のバイパスが通り、山の下にこの道があります。

道沿いに三島町役場があり、道にそって只見線が走り会津宮下という駅があります。



のんびり館の玄関



やっとビールだ~[ビール]

通された部屋は6畳の狭い部屋で、テーブルも椅子もない。
そして道に面した部屋だけど、車がほとんど通らないので何も問題なし。



17:52

風呂入って(自慢の檜の風呂)

すぐに夕飯!

馬刺しに、鱈の煮付け、冬瓜のあんかけ、そして山菜など



瓶ビールは大瓶¥700でした。

これで朝食の2食付きで¥7500



18:24

まだ明るいので、三島町の散策に出ます。

もう飲んでしまったので、夕霧の確認は車では行けません。

ところで!



この往来の車の多さにびっくり[exclamation×2]

さっきも書いたように、この道の上にはバイパスが走ってます。
だからこの車は純粋にこの三島町に来てる車です。

でも宿に着いた時には、人が住んでる気配のない町でした。どうしたんだろ?

あとで、そのわけが分かります。



それにしても、この三島町の人口は1,556人!

まったくの過疎なのに、この立派な家!
なんか、驚いちゃいます。

これも、僕の推測ですが、あとで理由が分かります。



工房なのかな? 調べたけど出てこないや



宿のおばさんの話で、年2回

「工芸品展」があるのですが、その時は県外から大勢のお客さんが来るそうです。
宿もいっぱいになると話してました。

福島県三島町観光協会公式サイト 奥会津三島町 - イベント・伝統行事



イベントで県外から大勢のお客が来ることと

道の往来の多さと家が新しいのとは別です。



僕があとで得心した事とは別です。



街の外れに廃屋がありました。

これが三島町の実際の姿だと思います。



町はあきらかに生まれ変わってます。

標識の新しさそれを感じます。



若い親子がいました!

お盆で帰省してるのですね。

そして、僕はもうしばらく歩いて驚きます。



なんだ!この施設は[exclamation&question]



これが通りに車が多かった理由です。(たぶん)



立派な老人ホーム、デイサービスセンターです。



こっちは温泉です。



なるほど!そう言うわけだ



これはさっきとは別の温泉です。

どこ見ても立派な施設です。そればかりか



川を越えた向こう側にも



同じような施設があるじゃない!



福島県立病院です。

人口1500人の町で、これだけの施設を建てることも
運用する事でも出来ません。

国の税金、僕らの税金が投入されてるのです。

そればかりか、



宿の女将さんの話では

「2009年にリノベーションオープン」とHPに書いてありますが
町の活性化のための町から資金を得て、改装したと言ってました。

だから民宿は活性化し、町には工芸店が人もいないのに開店し
町に並ぶ家々が新しいのだと思ったのです。

過疎だけの村ではなかったのです。

税金の投入はしかたないです。
このまま地方が過疎で人口が減っていっては、大変な事になります。

三宅島でもそうでした。都の税金が多く投入され島が運営されてました。

大都会と過疎の町。

これを平均化するためには、こうして税金が使わるのは仕方ない
というか、良いことです。

そしていつか、もっと人が移り住むといいのですが・・・



そんな事を思いながら

JR只見線、会津宮下駅に来ました。

憧れの只見線も収益はまったくの赤字でしょう。
都会の人のラッシュアワーが過疎の鉄道を支えてます。



駅員さんが一人ぽつんと駅舎にいるので、写真撮って良いですかと聞くと

なんと、暗かったホームに電気を付けてくれました。



18:59

あと1つ最後の列車が通るのです。



19:06

誰もいない



明日は3時に起きて、星の撮影をします。

星が北極星を中心にぐるっと円を描いたような写真を撮るのです!

それは明日のこころだ~







nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。