SONY ICF-EX5mk2 vs TECSUN PL-660 = 日本の物作りを考える = [お店・買物]
No.4520(So-net 2232+Diary 2288) 2017年Blog WebDiary Since 2002
最近買ったこの2台のラジオの事を書いてみたいと思います。
SONY ラジオNIKKEIポータブルラジオ ICF-EX5MK2 = ラジオっ子になる~= |
SONY ICF-EX5mk2 がAmazonから届いたのが1月10日
最近のAmazon = 地元のスーパーさん!ごめんなさい!= |
TECSUN PL-660 がAmazonから届いたのが1月12日
続けて2台買ったのですが、それなりに訳があります。
まず
SONY FM-AM-ラジオNIKKEIポータブルラジオ ICF-EX5MK2 Amazon
SONY ICF-EX5mk2 を選んだは、とにかく感度の良いラジオで調べました。
すると発売開始が1985年、つまり生産が始まってから30年以上経ってます。
なのに、いまだ国産の高感度ラジオのトップ水準のラジオとして売れてます。
1)中波放送(MW=AM放送)の感度はバツグンです。
そもそもも中波の受信は内蔵アンテナを用い、ロッドアンテナは使いません。
ですから、中波ラジオに高感度を求めるなら、内蔵アンテナが大型のもの
つまりボディーが大きければ、高感度になるようです。
2)シングルスピーカーにかかわらず音が素晴らしい!
そもそもこのICF-EX5mk2のFM放送はステレオ受信しませんが
それでも、FMはステレオで鳴ってるんじゃないかと思うくらい良い音です。
3)昔ながらの硬派なデザインが素晴らしい
コンパクトラジオとはいえコンパクト、コンパクトしたデザインはいやです。
白いボディとか、丸こいデザインとかは持ってる楽しみがわきません。
★気に入ってる点を3つあげましたが、これだけでもこのラジオを買う価値があります。
そもそもSONY ICF-EX5mk2 とTECSUN PL-660 は比べる機種ではないのですが
が、しかし!
やはり古い!
1)チューニングがダイヤル式で面倒です。
2)周波数が見えない。
3)自動選局、プリセット、メモリー登録がない。
4)短波が受信できない。
5)大型で持ち運びに不便。
という事で、TECSUN PL-660 を買ったのですが
それでも、SONY ICF-EX5mk2 はメインのラジオとして
いまも聞きながら書いてます。(笑)
音はSONY ICF-EX5mk2 の方がぜったいに良いので
家ではPL-660 はサブ機になるのですが…(笑)
TECSUN PL-660 ブラック PSE 100V ACアダプター付属 Amazon ¥14,880
そこで、TECSUN PL-660 です。
|
TECSUNっていままで知りませんでした。
东莞市德生通用电器制造有限公司
これがTECSUNの公式ホームページのようです。
めちゃダサイ!(笑)
その中国製ラジオTECSUN PL-660 です!
素晴らしのです。
SONY の完全負けです。
僕が買ったときは¥14,880 でしたが、いま¥ 16,940 ですが、それより
この価格で、ここまで出来るか?!と思ってしまうほど高性能です!!
というか、いまだ使うのにマニュアルを見てます。
それだけ高機能なのです。
|
いま僕は普段はSONY ICF-EX5mk2 を使ってラジオを聴き
チューニングが分からない時はPL-660 で調べてICF-EX5mk2で聴いてます。
そして寝るときは枕元にPL-660を置いてタイマーで切る設定にして
タイマーで起きてます。
タイマーで起きる時はラジオの音量も設定してあるので、静かな音で起きます。
2つのタイマー設定が出来るので、平日と休日と使い分けられます。
短波放送はいま挑戦中です。
分からないことだらけです。
BCL - Wikipedia
周波数シンセサイザ - Wikipedia
機能もさることながら、このデザインも最高です!
このボタンの多さ!
マニアック感がバツグンです!
ほぼ機能は分かったのですが、まだマニュアルが手放せません。
しかし!
使うほどに、これでいいのか?!と思うのです。
TECSUN PL-660 と同等の国産ラジオがないのです。
Amazon SONY ICF-SW7600GR FMラジオ ¥32,500
ごらんのように性能も劣るし、値段も高い!
PL-660 は緑色の電池が同梱されてますが、ニッケル水素電池です。
充電池と充電器まで付いてこの値段なのです。
日本の家電メーカーの危機が叫ばれて久しいですが
日本の物作りの危機を感じつつ、中華ラジオを使うのでした。(涙)
ちなみに、PL-660 が中華ラジオなので買うのを躊躇ったのですが
よく考えれたら、僕の持ってるドローン全て中華製です。
なので、そうか持ってるほとんどが中華製じゃん!とPL-660を買ったのです。
というか、いまや家の中で国産家電を探すのさえ難しいす。
いやな世の中になったな~と思いながら
今週もPL-660 を持って旅しよう~(笑)
ただいま自分も高感度ラジオを探していたので大変参考になりました。
PS:ご指摘の事情について
単なる私見に過ぎませんが、米国の一般市民の立場から観ると自動車の置かれている事情と同類と想います。
by LargeKzOh (2018-01-20 11:23)
LargeKzOhさん、コメントありがとうございます!
高感度ラジオは楽しいです。隣接する中華、朝鮮の放送がたまに聞こえます。
聞こえてくると「感度いい!」と感心してしまいます。
そうですね。アメリカ車と日本車、韓国車と対比と同じですね。
困ったことです。
根本的に考え方変えないと中国製品だらけになってしまいますね。
by いであ (2018-01-20 15:41)
古い記事へのRESご容赦ください。
EX5は持っておりませんが、実はSW7600シリーズを初代から使っています。20年前に海外に行く時に新品に買い替えたのが7600A、たまたま製造中止になる直前に購入したのが7600GR、結構高いなと思ったのですが、デジタルで周波数を決めて聴くのであれば、まあこれでいいのかなと思っています。
E X5が生産中止になったのは少し前だったと思います。中波を聞いていて混変調に強いラジオだと聞きます。深夜に地方局を聞くのにはいいんだろうな。 いずれにしても、いいなあともうラジオが生産中止になる。この辺の理由、おそらく部品の調達が難しいということにつきます。Panasonicのラジオも、バリコンを可変抵抗に変えて電子チューニングに切り替えて売っている状態。周波数表示をしている液晶画面も専用品を使っているので、追加生産を受けて貰えなければ在庫分を生産して終わりになってしまいます。
そう思うと、EX5はMK2になっても、よく作り続けてくれたものです。7600もなくなり、ついに日本のラジオメーカが短波ラジオを作ることがなくなるなと思います。残念がっても仕方ありません。自国内が広く国内向け短波放送を続けている国の製品に期待するしかないというところですね。
HAMをしていますが、こちらはまだまだ短波が元気ですが、いずれも ラジオ という値段ではないので。
by ヌミ郎 (2020-05-11 00:41)
ヌミ郎 さん、わざわざコメントありがとうございます。
じつは、最近ラジオを聞かなくなってます。
いや、ネットラジオのradiko は聞いてます。
自分の時間で好きな時に聞けるからです。
そこでいま調べたらEX5MK2は生産中止になってるのですね。
ラジオそのものの需要が減ってるのでしょうか。
ヌミ郎さんはHAMをされてるので、短波ラジオに詳しいのでね。
僕もHAM開局しまてハンディ機を持ってましたが、いまはないです。
世の中の移り変わりを感じます。
また短波ラジオ聞いてみます!(笑)
by いであ (2020-05-11 09:39)