築地場外市場-なぜ虎杖なのか? [食べ・飲み]
No.3586(So-net 01+02=1298 + Diary 2288) 2014年Blog
いつものように日曜日の朝6時、大森駅。
向かったのは築地場外市場。
東京に長く暮らしてても、行かない場所がたくさんある。
築地はテニスをしに来たり、がんセンターに来たりして
通ってるはいるが、場外市場に来たことはなかった。
調べると、朝7時から開店してる店がいくつもある。
朝飲みじゃん!(笑)
なんとこの店は24時間営業だ!
すしざんまい 本店 - 築地-寿司 [食べログ]
この時、まだ7時前。
もう何軒も開店して、呼び込みまでしている。
十分に下調べしてきたが、実際とはやはり違う。
ここがハレの日食堂か?!
ハレの日食堂 - 築地-海鮮丼 [食べログ]
まずはぐるっと回ろう。
おお!玉子焼きだ!
隣りがテリー伊藤の店だ!
こっちの店の方が良さそうだ。後でお土産を買おう!
ざっと回ったとこで、店を決めて朝飲みしよう!(笑)
入ったのはここ。
築地虎杖 別館 (ツキジイタドリ) - 築地-寿司 [食べログ]
ほかの店は海鮮丼などドンブリものが多かったが
ここはカウンターがメインで刺身だけも良さそうだ。
もうひとつ、店の名前が下調べの時から気になっていた。
その話は後で。
まずは喉を潤す!(笑)
大将は手慣れたもので、僕にげそ焼きを出してくれた。
うまい!!!(笑)
そして、大将にとろ!と言うと中トロをだしてくれた。
そうこうするうちカウンターはいっぱいになったが
大将は僕とよく話をしてくれた。
僕が一眼レフを見せて「大将を写していいですか?」と聞くと
こうして他のお客さんに出すドンブリまで写真に撮らせてくれた。
アメリカ大使館へ出張して握った話など、あれやこれや話に花が咲いた。
さて「いたどり」だ。
大将とは店の名前に関して聞くことはなかった。
虎杖と書いて「いたどり」と読むが「こじょう」とも読む。
名前の由来
イタドリの名前の由来は、昔は民間薬として擦り傷や
切り傷などに柔らかい若葉をもんで患部に塗布したことから
「痛み取り」からとされるが、実際にはそのような効能はない。
漢字名の「虎杖」は生薬名からのようです。
イタドリをいまだに虎杖と書くのは、これにあてる適当な文字が無かったからだろうか、それとも人々がこの奇怪な中国の文字にこだわってきたからだろうか。草木はそれが伝わってきた中国の名を踏襲しているものが多い。そのことは承知のうえで、私たちは草木をもう和名だの中国名だのと意識せずに呼んでいるのだが、それでも、この虎杖や忍冬(スイカズラ)などを見ると、どうしてこういう字が長く使われてきたのか不思議に思うことがある。 清少納言は「枕草子」で、格別のことはないのに文字で表すと大袈裟になるものがあるとして、覆盆子(イチゴ)、鴨頭草(ツユクサ)やこの虎杖をあげて、虎の杖とは一体なにごとだろうと書いている。この名前は春に出る茎と葉に紅紫色の斑があって、これが虎の斑点に似て、茎は杖に見られていたことによるのだが、こういう中国からきた名前の由来など平安時代にはもうどうでもよくなっていたらしい、現代の私たちと同じような無関心さでこの文字を眺めているのが面白い。その時代の新撰字鏡や本草和名は伊太登利、以多止利、伊太止里などの和名を載せているが、いずれも当て字で、イタドリを漢字で書くとなると今でも虎杖を使わざるをえない。 |
虎杖より
とにかく虎杖、スカンポだ。
植物は苦手なのだが、虎のパンツ模様の茎だから虎の杖なのか?!
イタドリ - Wikipedia
その虎杖がどうして店名になったのか?
会計した時に店員に聞いたが、やはり分からなかった。
さて、虎杖を出るとまだ外は日曜日の早朝なのだが
多くの外人観光客が場外市場に来ていた。
この写真に写っている人のほとんどが外人観光客だ。
まだまだ築地散策が続く。
それは明日のこころだ~(笑)
2015-05-25 05:27
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コメント(2)
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読めませんねえ、イタドリなんて。初めて聞きました。
日曜日の早朝だと言うのに、板さん、キチンとされてますね。
さすがだと思いました。
by song4u (2015-05-25 08:49)
song4uさんは築地場外市場に行かれたことはありますか?
書きましたが、僕は初めてで楽しかったです。
どの店も小さいです。
そのちい店がひしめきあってます。
虎杖、僕も初めて聞きました。
母はイタドリと言ったら、草の名前だと分かってました。
アッコさんも読めませんでしたが、スカンポだ!と植物は知ってました。
芽を食べたそうです。
知らないことばかりですね。(笑)
by いであ (2015-05-25 09:10)