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「点と点を繋げる」 スティーブ・ジョブズの言葉 [意見・反省・研究]

  
平成23年9月11日(日)月歴8月14日 2010年日記
  
震災から半年経ちました。いま半年前に遡り多くの反省がなされています。
過去を振り返る事は現在、そして未来に繋がります。
前向きな議論で、この震災が人災と結論づけられないよう願うばかりです。

そこで思うのは、アップルCEOを退任したスティーブ・ジョブズの言葉です。
Stay hungry. Stay foolish(So-net Blog)

ジョブズは2005年スタンフォード大学卒業式のスピーチでこう語ります。

大学を中退していなければ、西洋書道のクラスに入ることはなく、
パソコンは今のような素晴らしい書体をもたなかったかもしれません。
もちろん大学にいる時、先を見て点を繋げることは不可能でした。
でも10年経って振り返るととても明快なのです。
もう一度、先を見て点を繋げることはできません。
振り返ってのみ繋げることができるのです。
だから点は未来に繋がるのだと信じないといけません。
根性、運命、人生、業、何にせよ何かを信じなくてはなりません。
先に繋がると信じることは、たとえあなたを慣れた道から外すとしても、
ハートに従う自信を与えてくれるのです。
これが大きな違いをもらたします。

これはどういう意味でしょうか?

しかし、ジョブズが解任されたアップルに戻りCEOに返り咲いた2000年から
ジョブズは矢継ぎ早に快挙を成し遂げます。
2000年にiTunesとiPodによって音楽事業に参入、2007年のiPhoneを発表。

学生の70年代から2000年代まで、彼はどう点と点で結びついてたのでしょう。

11082525.jpg

そして、このスティーブ・ジョブズ名語録の中でこうも語っています。
何が起こるかをぴたりと当てる事は出来ない。
 しかし我々がどこへ向かうかを 感じる事はできる。それはけっこうな精度がある。


そこでiPodの歴史を遡りながら、ジョブズの「点と点を繋げる」を考えてみます。

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初代iPodです。ジョブズがアップルCEOになった翌2001年に発表されました。
しかしまだ日本ではごく一部のアップルマニアしか評判にはなりませんでした。

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2003年にWindowsユーザー向けiTunes Music Storeがオープンされ、
2004年の第1世代iPod mini。この頃やっと日本でiPod人気に火がつきます。

ipod4.jpg
そして2004年の第4世代iPodです!ここからぐんぐんiPodユーザーが増えます。
たぶん、オオバくんもトビーさんもこの頃からiPodに変わったんだと思います。

その頃の僕はまだMDプレーヤーでした。(日記121
iPodを友達が持つようになり、MDは終わったと思い始めます。(日記1038


そして僕のiPodの歴史は2005年からです。(日記1035

このiPod nanoを見て「これだ!」と思ったのです。
つまりそれまでのiPodはハードディスクですが、iPod nanoはフラッシュメモリー。

この後僕はiPodを4台、iPad2と全てフラッシュメモリー。こんな安心はないです。
フラッシュメモリーで、スタイリッシュなiPodを持たない理由がなかったのです。

さてiPodを自分で持った時点でも、僕はまだジョブズの未来が読めませんでした。
iPodは単なる音楽ツールでしかなかったのです。

話はそれますが、ソニーのウォークマンが出た時、僕は「しまった!」と思いました。
学生の頃、カセットテープをポータブルレコーダで持ち歩き聞いていたのです。
あの頃僕がエンジニアなり、何かクリエートする現場にいたら!!と思ったのです。

ですから音楽を歩きながら、いつも聞こうしてウォークマンからMDプレーヤーになり
そしてiPodになったのですが、しかし、それでも音楽プレーヤーでしかないのです。

そこで2007年にiPhoneが発表され、日本では2008年にソフトバンクが売り出します。
しかし僕はDoCoMoだったので、iPhoneを使えずiPod touchを2代使う事になります。

初代iPod touchはWi-Fiに対応しておらず、2台目でWi-Fiを体感して驚きます。
そして2011年やっと僕はiPad2を持つようになり3G回線でiPadを使い、驚きます。

iPod nanoから5年目で世界が変わりました。歩きながらインターネットするのです。
ここなのです!
この歩きながらインターネットをする世界をジョブズはどこまで予見してたのでしょう。

自分が何がほしいかなんて、それを見せられるまでわからない事が多いものだ

ジョブズは初代iPodを作った時から、自分の好きなものを作ってきただけなのです。
しかしiPadという形がなくても、iPodの時から何かを見通してたのかも知れません。

僕は「ジョブズはiPodを作った時からいまのiPadが見えていたのか?」とずっと疑問に
思ってきたのです。しかし今はそういう事よりも、その姿勢が大事なのだと分かりました。

「点と点を繋げる」スティーブ・ジョブズの言葉は、どんな状況でも未来を信じて生きよ!
この姿勢こそ未来を予見する力なのです。やっと「点と点を繋ぐ」意味が分かったのです。

さあ、震災半年です。困難な状況はあると思います。しかし未来を信じて生きましょう!!

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コメント 4

NO NAME

素晴らしい日記だと思います。
by NO NAME (2011-09-12 08:04) 

いであ

NO NAMEさん、ありがとうございます!

Blog書く励みになります!
しかし、それ以上にジョブスの言葉は素晴らしいと思います。
ありがとうございました!
by いであ (2011-09-12 08:16) 

paula

すみません、私です。
名前書くのを忘れました。(^^;
by paula (2011-09-12 09:04) 

いであ

あはは
pauraさん、いつもコメントありがとうございます!

ぜひ、So-netのアカウントを取り直してください!(笑)

by いであ (2011-09-12 09:21) 

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